セミリタイアのための株式会社の設立

セミリタイア大家です。

 

私はセミリタイアのために株式会社を設立したわけではありませんが、結果的に株式会社を設立しておいてよかったと思います。

 

1.セミリタイアまでの速度が加速する

これは当てはまる場合と当てはまらない場合があるかと思います。

個人でも信用力が十分に高い場合や純粋な投資だけでのセミリタイアであれば関係ないかもしれません。

ただ、セミリタイアをする上でビジネスをするのであれば、個人より株式会社の方が信用力が高いです。株式会社にすることで、実際に売上が増加したり、個人では取引できないであろう自分より上のレベルの方と取引することでき、結果的にセミリタイアまでの時間は大きく短縮できたと思います。

 

2.代表取締役社長という肩書きがいい

これは本人だけでなく、妻や子供等の家族にも影響があります。

やはり、無職という肩書きと代表取締役社長という肩書きでは全然違います

近所をぶらぶらしていても、(誰かから聞かれることなんて実際はありませんが)自分、夫、お父さんは社長だと言えるというのは大きいと思います。

 

3.法人と個人で収入を分散することができる

個人のみであれば、所得税の累進課税や消費税の課税事業者に1000万円を超えるぐらいから大きなデメリットが出始めます。

それに対して法人と個人とで分ければ、少なくとも2000万円弱程度までは消費税の非課税事業者になれたりとメリットがあります。

 

ただ、もし収入が500万円程度でセミリタイアを考えているのであれば、株式会社設立はむしろ法人分の税率の方が高いですし、会計、決算、税務申告の手間によるデメリット面が大きいのでやめた方がよいです。

セミリタイア後にどのくらいの収入が安定的にあるかによって決めるべきかと思います。

 

4.社会保険(厚生年金)に加入できる

セミリタイアのための社会保障でも書きましたが、将来のことを考えると年金部分の支払割合が大きい社会保険に加入できる株式会社設立は候補にはなるかと思います。

また、国民健康保険だと紙ぺらのカードですが、社会保険だとちゃんとしたプラスチックのカードなので、自分や家族が病院等に行って提示するときに自尊心にも若干影響するかと思います。

 

 

セミリタイアについては多くの方が金銭面をどうしても主に考えがちかと思いますが、実際にセミリタイアしてみると、肩書きであったり小さくても株式会社に属しているという安心感は自分と家族に大きな影響を及ぼします。

 

セミリタイアを考えるのであれば、金銭面だけでなく、家族の様々な面(子供の受験等で親の職業欄を記載する時は多々あります)も考慮した上で株式会社設立というのも検討されてみてはと思います。

 

少しでも参考になれば幸いです。
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